いや、待ってください。依本しおりの新作が上司NTRドラマということで、かなり期待してたんですよ。「相部屋というどうしようもない状況で権力をかさに着られて…」という、上司という立場の理不尽さがじわじわ効いてくるタイプだと思ってたんです。でも観終わってみると、素材は確かに悪くないのに、何か物足りない感覚が残ってしまいました。期待していたからこそ、辛口になってしまうのが申し訳ないくらいです。
NTR演出という観点で見ると、相部屋という設定自体は理にかなってるんです。逃げ場がない。24時間同じ空間にいる。上司という権力関係。理屈としては完璧な背徳感の醸造場のはずなんです。でも実際のドラマ展開は、その絶望的な状況を十分に活かしきれていないんですよね。もっと「日中は会社で二人の関係を保ったまま、夜間だけ相部屋での秘密」という日常と非日常のコントラストが欲しかったんですよ。あれば観る側も「この人たち明日も会社で一緒だ」という生々しさに心を折られたはずなんです。
実際に観ていて一番引き込まれたのは、初対面から相部屋が決まるまでの流れだったんですけど、そこからの堕ちが一直線で、じわじわ感が消えちゃってました。(なんでこんなに物足りなく感じるんだろう)旦那さんの描写も、出張中で留守番してるという状況を思わせるシーンが少なくて、寝取られる側の悔悟感や無力感がぼやけてしまった感じがします。だから旦那さんのことを心配する場面もなくて…もう少し「夜間に旦那からの連絡がある」みたいなシーンを増やしてほしかったんです。その方が絶望感が加速するのに。
映像・演出のレベルは、正直なところ「標準的」という印象を受けました。カメラワークとしては相部屋という限られた空間をどう活かすかが勝負だと思うんです。例えば狭いベッドに追い詰められていく感覚、逃げられない圧迫感、そういった映像的な工夫があれば、ダメージは倍増したはずなんです。ところが実際にはアングルが割と無難で、「相部屋である」という要素を映像で強調できていない。ライティングも背徳的な雰囲気よりも照度優先という感じで、エロシーンとしては明るくていいんですけど、NTRとしてのどよんとした陰湿さが足りないんです。編集テンポも悪くはないんですけど、堕ちていく心理を伝える工夫がもう一段階必要だった。シーンからシーンへの繋ぎに、もっと思わせぶりな静寂があってもよかったんじゃないかなって思います。
依本しおりの演技に関しては、これは褒めるべき点なんです。彼女、本当に上手いんですよ。特に顔の表情がいい。「嫌なのに…」という複雑な感情が目の動きに出てます。声のトーンも、上司に抵抗してる序盤と、徐々に抗うことをあきらめていく中盤以降で変わってるんです。その変化は確実に演じられてます。でもね、その上手さがあるからこそ、より一層脚本がもったいなく感じちゃうんです。(最低ですね、こんなこと言うのは)彼女の力量なら、もっと複雑に揺れる心理描写の脚本があれば、本当に心が壊れるほどのダメージを与えられたと思うんですよ。上司を演じた男優も、権力関係の「嫌らしさ」の表現は上手いんですけど、相手をコントロールしていく過程にもう一段の深さがあってもよかったです。
相部屋という設定は、シチュエーションとしての説得力は十分あるんです。「出張先でたまたま相部屋になった」「断れない立場」「逃げられない空間」。全て揃ってます。でも問題は、その説得力を物語がどう活かすかなんですよね。相部屋になってからの流れが「上司に誘われる→断る→でも従う」という一本道になっちゃってて、もっと揺れ動く過程があってもよかった。例えば「最初は上司の誘いを本当に断った」けど「結局堕ちていく」という段階的な堕ちなら、観る側も一緒に引きずられるはずなんです。あと個人的には、日中の会社でのシーンをもっと入れてほしかった。朝起きて支度して、会社に着いて、上司と一緒に過ごして、その中での視線や空気感…そしてまた夜の相部屋に戻ってくる。その繰り返しが「逃げられない日常」を象徴してくれるんです。今の構成だと、その日常パートが弱いんですよね。
音声周りは、実は結構効果的だなって感じました。環境音としてホテルの静寂感が出てるし、依本しおりの息遣いや声の高さが場面によって変わってます。あ、あと旦那からの電話がかかってくるシーンがあるんですけど、そこでの声の作り分けは上手いです。旦那の前では「平気な感じ」を装ってるのに、声が少し上ずってる。その微妙な変化が心理状態を伝えてくれます。ただ全体的には、音がNTRのダメージをもっと活用できたんじゃないかなって思うんです。例えば旦那の声が背景で流れてるシーンで、その声と床の音や息遣いが混在するような、「二つの世界が同時に存在してる」という表現があれば、背徳感がもっと高まったはずなんです。
実際に119分フルで観るとね、想像以上にもったいないなって感じるんですよ。というのは、後半に向かうにつれて、少しずつ演出に工夫が出てくるんです。中盤から後半にかけて「ああ、ここからが本気か」って思わせるシーンがあるんですけど、それが全体の5分の1くらいしかないんです。でも確実にそこだけ、心が揺さぶられます。だからこそ「全編あのレベルだったらどうなってたんだろう」という悔しさが残るんですよ。サンプルでは分からない「あ、期待値を下回っちゃうな」という実感が、観進める中で徐々に強くなっていく。それが一番きついというか、もどかしいんです。(なんでこんなに期待が外れるんですか)
同ジャンルの上司NTRって、結構作品が多いんですよね。例えば以前レビューした「上司の絶倫にハマった人妻」シリーズなんか、じわじわ堕ちていく過程に3日間を全部使うんですけど、この依本しおりの作品はその3日間の密度が明らかに薄い。あるいは「ホテル相部屋強制NTR」という括りだと、他メーカーの上司NTRドラマの方が、相部屋という窮屈さをもっと活用できてたんですよね。比較対象があるからこそ、この作品の足りなさが見えちゃうんです。
119分という時間があるのに、ここまで物足りなさが残るのは、率直に言って脚本の使い方の問題だと思います。素材はいいんです。設定もいい。キャストもいい。でもそれらを組み合わせて「心が壊れる作品」に仕上げられていない。これは観る側としてもどかしいんですよ。(なんでこんなにもったいない作品なんですか)思わず巻き戻したのは、後半のあるシーンで「あ、ここにもっと力があったら」って思ったときだけです。それ以外は「まあ、こんなもんか」という感じで観進めてしまった自分に、がっかりしました。
正直な購入判断として、この作品は「条件付き」になります。依本しおりのファンで、上司NTRなら心理描写の質を問わないという方には、彼女の演技を観るだけでも価値はあります。119分でこのレベルの映像クオリティなら、価格相応です。ただ、「NTRとしてダメージを食らいたい」「心理描写が丁寧な相部屋NTRがほしい」という方には、正直他の選択肢をおすすめしてしまいます。同じ価格帯なら、もっと心が折れる作品はありますし、もっと相部屋の窮屈さを表現した上司NTRもあります。この作品に期待値を込めて購入すると、きっと後悔してしまうと思うんです。見送りとまでは言いませんけど、購入前にサンプル動画をもう一度確認して、「これなら自分が期待してるダメージが来るな」という確信を持った上で決めるのがいいかもしれません。
サンプル画像










出演: 依本しおり
メーカー: エスワン ナンバーワンスタイル
ジャンル:
ハイビジョン 4K 独占配信 ドラマ 寝取り・寝取られ・NTR 尻フェチ 潮吹き 淫乱・ハード系
📖 このブログの関連レビュー
🌐 こちらもおすすめ
- vr-erotopia.blog– VR AV専門
- jukujo-heaven.blog– 熟女・人妻専門
- av-daisuki.blog– AV総合レビュー









